ブラバンソンヌのドッグフードを解説|種類・原材料・選び方

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ブラバンソンヌのドッグフードを解説|種類・原材料・選び方

ブラバンソンヌは、ベルギー産のドッグフードとして知られ、犬の体格や年齢に合わせた複数の商品を展開しています。グレインフリーの成犬用だけでなく、小型犬・大型犬それぞれの子犬用、シニア犬用、消化器サポートもあるため、ブランド名だけで選ぶと愛犬の条件に合わない可能性があります。

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この記事を読むと分かること
  • ブラバンソンヌは小型犬・大型犬、子犬・成犬・シニアで商品が分かれる
  • チキンと魚の商品があるが、魚主体の商品にもチキン由来の脂肪を含む
  • レギュラー成犬用はグレインフリーだが、子犬用やサポート商品には穀物を含む
  • サポート系は療法食と同じではなく、持病がある犬は獣医師の指示を優先する
目次

ブラバンソンヌとは

ブラバンソンヌは、ベルギーで製造されるペットフードブランドです。犬用は、日常の主食として選ぶレギュラーダイエットと、消化器やシニア期の健康維持に配慮した881プロフェッショナルダイエットに大別できます。

レギュラーの成犬用は、チキンまたはオーシャンフィッシュを主原料とする穀物不使用の設計です。小型犬用と大型犬用では、たんぱく質、脂質、カロリー、粒の大きさなどが異なります。子犬用も小型犬と大型犬で分かれており、成長速度の違いに合わせた栄養設計です。

すべての商品を「単一たんぱく質」という言葉だけで判断するのは避けましょう。たとえばオーシャンフィッシュは複数の魚種を使用し、動物性油脂にはチキン由来の原料が含まれます。アレルギーへの配慮が必要なら、主原料だけでなく原材料表全体を確認することが大切です。

犬用8種類を比較

現行の公式情報を基に、対象犬、主原料、保証成分、代謝エネルギーを比較します。同じブランドでも100g当たり346〜418kcalと差があるため、切り替え時には給与量を必ず見直してください。

スクロールできます
商品対象主原料粗たんぱく質粗脂肪カロリー
小型犬の成犬用 チキン小型犬・成犬チキン27%以上16%以上355kcal/100g
小型犬の成犬用 オーシャンフィッシュ小型犬・成犬魚27%以上16%以上356kcal/100g
大型犬の成犬用 チキン大型犬・成犬チキン24%以上14%以上346kcal/100g
大型犬の成犬用 オーシャンフィッシュ大型犬・成犬魚24%以上14%以上348kcal/100g
小型犬の子犬用 チキン小型犬・子犬チキン30%以上20%以上380kcal/100g
大型犬の子犬用 チキン大型犬・子犬チキン26%以上14%以上352kcal/100g
消化器サポートオールステージチキン25%以上13.5%以上418kcal/100g
シニア犬用 エイジングケアシニア犬チキン23%以上13.5%以上399kcal/100g

数値を見ると、消化器サポートとシニア犬用はレギュラー成犬用より高カロリーです。「消化器向けなら低カロリー」「シニア用なら低脂肪」とは限りません。食が細く少量でエネルギーを摂りたい犬には利点になり得ますが、運動量が少なく太りやすい犬では給与量の調整が欠かせません。

保証成分は「以上」「以下」で示される最低値または最大値で、実際の平均的な含有量と完全に同じではありません。病気により脂肪、リン、ナトリウムなどを厳密に管理する場合は、メーカーの標準分析値も確認し、獣医師に判断してもらいましょう。

粒の大きさも選択条件です。小型犬用は小さな口で食べやすい粒、大型犬用は体格に合わせた粒を前提としていますが、丸のみするか、硬い粒を負担に感じるかは個体差があります。歯の状態が悪い犬や噛む力が弱い犬では、粒径だけでなく食べ方を観察し、必要ならぬるま湯でふやかします。ふやかしたフードは傷みやすいため作り置きせず、食べ残しは長時間置かないでください。水を加えた分だけ器も丁寧に洗い、いつでも新鮮な飲み水を用意します。

愛犬に合ったドッグフードを選びましょう

ドッグフードは、年齢や体格、運動量、食べやすさなどによって合うものが異なります。原材料や栄養バランスだけでなく、毎日無理なく続けられるかも含めて比較してみましょう。

小型犬の成犬用

小型犬の成犬用は、チキンとオーシャンフィッシュの2種類です。栄養値とカロリーは近いため、主原料、避けたい食材、嗜好性を中心に比べます。

チキン

第一原料はチキンで、サツマイモ、レンズ豆、チキン由来の動物性油脂、エンドウ豆、加水分解チキンたんぱく質などを配合しています。粗たんぱく質27%以上、粗脂肪16%以上、355kcal/100gです。穀物を使わず、炭水化物源としてサツマイモや豆類を使用しています。

小型犬は体重当たりの必要エネルギーが比較的高い一方、数グラムの給与差が一日の摂取カロリーに影響しやすい傾向があります。計量カップの目分量よりキッチンスケールで量り、体重とボディコンディションを見ながら調整しましょう。

オーシャンフィッシュ

魚はサーモン、タラ、スケトウダラ、アカガレイ、ツノガレイなどを使用しています。粗たんぱく質27%以上、粗脂肪16%以上、356kcal/100gで、チキンとほぼ同じ栄養値です。サツマイモ、レンズ豆、エンドウ豆などを使うグレインフリー設計です。

魚主体を希望する犬には候補ですが、チキン由来の動物性油脂を含みます。また「魚」というまとまりの中に複数魚種があるため、一種類の魚だけを使った除去食ではありません。鶏肉や特定の魚にアレルギーが疑われる犬は、商品名だけで安全と判断しないでください。

大型犬の成犬用

大型犬の成犬用にもチキンとオーシャンフィッシュがあります。小型犬用より粗たんぱく質と粗脂肪、カロリーを抑えた設計で、体格に合う粒や給与量を前提としています。

チキン

チキン、サツマイモ、レンズ豆、エンドウ豆、チキン由来の動物性油脂などが主な原材料です。粗たんぱく質24%以上、粗脂肪14%以上、346kcal/100g。カルシウム1.2%、リン0.7%と表示されています。

大型犬は一日の給与量が多くなりやすいため、100g当たりのカロリー差が一日分では大きな差になります。袋の給与量表を基準にしつつ、運動量、避妊・去勢、体型に合わせて量を調整します。早食いする犬では、一日の量を複数回に分け、食後すぐの激しい運動を避ける配慮も必要です。

オーシャンフィッシュ

複数の魚、サツマイモ、エンドウ豆、チキン由来の動物性油脂、レンズ豆などを使用しています。粗たんぱく質24%以上、粗脂肪14%以上、348kcal/100gです。栄養値は大型犬用チキンと近く、主な違いは中心となるたんぱく源です。

魚主体でも動物性油脂はチキン由来で、完全なチキンフリーとはいえません。皮膚や被毛への配慮をうたう成分が含まれていても、かゆみ、赤み、脱毛、外耳炎などが続く場合は、食事以外の原因も考えて受診しましょう。

子犬用は体格別に選ぶ

子犬用は小型犬用と大型犬用で栄養設計が大きく異なります。成犬時の予想体重を基に選び、成長に合わせて給与量をこまめに更新します。

小型犬の子犬用

チキン、米、チキン由来の動物性油脂、乾燥ジャガイモフレーク、エンドウ豆などを配合しています。粗たんぱく質30%以上、粗脂肪20%以上、380kcal/100gで、成長期の高いエネルギー需要を意識した設計です。カルシウム1.7%、リン0.9%以上と表示されています。

レギュラー成犬用とは異なり、米を使用しているためグレインフリーではありません。穀物の有無より、成長期に必要な栄養バランスと愛犬の消化状態を優先して選びます。月齢が進むにつれて必要量は変わるため、同じグラム数を成犬になるまで続けないようにしましょう。

大型犬の子犬用

チキン、米、レンズ豆、チキン由来の動物性油脂などを使用し、粗たんぱく質26%以上、粗脂肪14%以上、352kcal/100gです。小型犬の子犬用よりたんぱく質・脂質・カロリーを抑え、急激な成長を避ける考え方が反映されています。カルシウム1.2%、リン0.8%以上です。

大型犬の子犬は、エネルギーやカルシウムの過剰が骨格の成長に影響することがあります。成長を早めようとして自己判断で量を増やしたり、カルシウムサプリメントを追加したりしないでください。犬種、月齢、成長曲線に不安がある場合は獣医師へ相談します。

ワンポイント

子犬の体重は定期的に測り、成長曲線として記録しましょう。肋骨が軽く触れられ、過度に丸い体型になっていないかも確認し、急増・停滞があれば給与量を見直します。

消化器サポートの特徴

881プロフェッショナルダイエットの消化器サポートは、オールステージ対応の商品です。「消化器」という名称だけで療法食と同じ扱いにせず、原材料、脂肪、カロリーを確認します。

チキン、白米、玄米、チキン生肉、チキン由来の動物性油脂、加水分解チキンたんぱく質などを配合しています。粗たんぱく質25%以上、粗脂肪13.5%以上、418kcal/100gで、比較した8商品の中で最も高カロリーです。グレインフリーではありません。

少ない量でエネルギーを確保しやすい設計ですが、肥満傾向の犬には量の管理が重要です。また、チキンと米を含むため、それらを避ける必要がある犬には適しません。慢性的な嘔吐、下痢、血便、体重減少がある犬は、一般のサポートフードを試し続ける前に診察を受けてください。

消化器疾患には、食物反応性腸症、膵臓の病気、寄生虫、異物、腫瘍などさまざまな原因があります。必要な脂肪量や食物繊維の種類も病状によって異なります。治療中の犬は、獣医師が指定する療法食から自己判断で切り替えないようにしましょう。

シニア犬用の特徴

シニア犬用エイジングケアは、年齢を重ねた犬の筋肉、消化、関節などに配慮した商品です。ただし、シニアというだけで全頭に適するわけではなく、体型や持病を合わせて判断します。

チキン、玄米、白米、とうもろこし、チキン生肉、加水分解チキンたんぱく質などを使用しています。粗たんぱく質23%以上、粗脂肪13.5%以上、399kcal/100g。レギュラー成犬用より高カロリーで、粗繊維は5%以下です。

食が細く、体重や筋肉量を維持しにくいシニアでは、高いエネルギー密度が役立つことがあります。一方、運動量が減り太りやすい犬では、給与量をそのままにすると体重が増える可能性があります。「シニア用は低カロリー」という先入観を持たず、100g当たり399kcalという表示を踏まえて量を決めてください。

腎臓病、心臓病、膵炎、糖尿病などがある犬では、年齢だけでなく病気に合わせた栄養管理が優先されます。シニア用は腎臓病用や低脂肪の療法食ではありません。血液検査や尿検査の結果に応じて、かかりつけの獣医師と食事を選びます。

原材料を読むポイント

ブラバンソンヌの原材料には共通点がある一方、シリーズごとに穀物や豆類、動物性原料が異なります。アレルギーや持病がある犬ほど、パッケージ前面ではなく全表示を確認します。

単一たんぱく質の意味

ブランドは主となる動物性たんぱく源を絞る考え方を示していますが、魚主体の商品では複数魚種が使われ、チキン由来の動物性油脂も含まれます。子犬用にはナンキョクオキアミやサーモンオイルも含まれます。

一般に精製した動物性脂肪に残るたんぱく質は少ないと考えられますが、厳格な除去食試験では獣医師の指示に従う必要があります。「チキン味ではないから鶏由来原料ゼロ」とは限りません。

グレインフリーの範囲

小型犬・大型犬の成犬用チキンとオーシャンフィッシュは、サツマイモや豆類を炭水化物源とする穀物不使用です。一方、小型犬・大型犬の子犬用には米、消化器サポートには白米と玄米、シニア犬用には玄米、白米、とうもろこしが含まれます。

穀物不使用であることは、すべての犬に必要な条件ではありません。健康な犬は適切に調理された穀物を利用できますし、食物アレルギーの原因は肉や魚などのたんぱく質であることもあります。症状があるなら、自己判断で原材料を次々除くのではなく診断を受けましょう。

機能性成分の位置付け

グルコサミン、コンドロイチン、クランベリー、チコリー由来のオリゴ糖、ユッカ抽出物などが使われています。これらは健康維持に配慮した原材料ですが、関節疾患や尿路疾患、腸の病気を治す薬ではありません。

歩き方が不自然、排尿回数が急に増えた、血尿がある、便の異常が続くといった場合は、フードの機能表示に頼らず受診してください。特に尿が出ない、繰り返し吐く、ぐったりしている状態は早めの対応が必要です。

愛犬に合う選び方

候補を絞る際は、体格と年齢を最初に合わせ、次に主原料、カロリー、粒、体調を確認します。ブランドイメージや口コミだけで決めないことが大切です。

  1. 成犬時の予想体重から小型犬用か大型犬用か確認する
  2. 子犬・成犬・シニアのライフステージを合わせる
  3. 現在の体重と理想体重、活動量から必要カロリーを考える
  4. 避ける必要のある肉、魚、穀物、豆類がないか全原材料を見る
  5. 一日の給与量と袋の容量から使い切る日数を計算する
  6. 小容量から試し、便、食欲、皮膚、耳、体重を記録する

健康な小型成犬なら小型犬用、健康な大型成犬なら大型犬用を基本に、チキンか魚を選びます。成長期は体格別の子犬用を選び、シニアでは年齢だけでなく体型と検査結果を考えます。消化器症状がある犬は、商品名から自己診断せず獣医師へ相談してください。

一日の給与量はあくまで開始目安です。同じ体重でも、避妊・去勢、運動量、気温、体質で必要量は変わります。2〜4週間ごとに体重と体型を確認し、増減に応じて数%ずつ調整しましょう。おやつやトッピングも総カロリーに含めます。

切り替えと保存方法

新しいフードは、現在のフードへ少量ずつ混ぜ、便と食欲を確認しながら7〜10日ほどかけて切り替えます。胃腸が敏感な犬ではさらにゆっくり進めます。

最初は新しいフードを25%程度、問題がなければ50%、75%と増やす方法が目安です。カロリーが異なる商品へ替えるときは、旧フードと同じグラム数ではなく、新商品の給与量表から始めてください。嘔吐や下痢が続く、血便、顔の腫れ、呼吸の異常などがあれば給与を中止して受診します。

開封後は袋の空気を抜いて密閉し、直射日光と高温多湿を避けます。元袋ごと密閉容器に入れると、賞味期限やロット番号を残せます。大袋は一見経済的でも、開封後に長期間かかるなら小袋のほうが風味と品質を保ちやすい場合があります。毎日の給与量から消費日数を計算して選びましょう。

ブラバンソンヌのよくある質問

ブラバンソンヌはすべてグレインフリーですか?

いいえ。小型犬・大型犬のレギュラー成犬用は穀物不使用ですが、子犬用は米、消化器サポートは白米と玄米、シニア犬用は玄米、白米、とうもろこしを含みます。商品ごとに表示を確認してください。

オーシャンフィッシュはチキンフリーですか?

魚を主原料としますが、チキン由来の動物性油脂が含まれます。魚も複数魚種を使用しています。食物アレルギーで厳密な原材料制限が必要な場合は、獣医師と全原材料を確認しましょう。

消化器サポートは低カロリーですか?

いいえ。418kcal/100gで、犬用8商品の中では最も高カロリーです。少量でエネルギーを摂りやすい一方、太りやすい犬では給与量の管理が必要です。

シニアになったら必ずシニア犬用へ替えますか?

一律に替える必要はありません。体重、筋肉量、活動量、食欲、持病を踏まえて判断します。シニア犬用は399kcal/100gと高めなので、太りやすい犬では特に量を確認してください。

サポート商品は療法食ですか?

名称に「プロフェッショナルダイエット」「サポート」とあっても、獣医師が病気の治療管理に用いる療法食と同じとは限りません。診断済みの病気がある犬や療法食を使用中の犬は、自己判断で変更せず獣医師の指示を優先します。

まとめ

ブラバンソンヌは、小型犬・大型犬の成犬用チキンとオーシャンフィッシュ、体格別の子犬用、消化器サポート、シニア犬用という8種類を展開しています。商品ごとに対象犬、穀物の有無、粗脂肪、カロリーが異なり、とくに消化器サポートとシニア犬用はレギュラー成犬用より高カロリーです。

ブランドのベルギー産やグレインフリーというイメージだけで決めず、愛犬の成犬時体重、年齢、体型、活動量、避けるべき原材料に合う個別商品を選んでください。切り替え後は便、食欲、皮膚、耳、体重を記録し、持病やアレルギー症状がある場合は獣医師の診断と食事指示を優先しましょう。

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