犬猫生活のキャットフードは、国産、保存料・香料・着色料不使用、低温加熱、ノンオイルコーティングなどを特徴として案内されてきたドライフードです。全年齢用には生鶏肉と金沢港の魚を軸にした味があり、7歳以上のシニア用も用意されています。
ただし、「国産」「無添加」「獣医師共同開発」といった言葉だけで、愛猫に最適かどうかは決まりません。商品名が生鶏肉味でも牛肉や魚、乳由来原材料を含み、魚味にも複数の動物性原材料が使われます。栄養区分、全原材料、保証成分、カロリー、対象年齢、購入条件を一つずつ確認し、体調と継続しやすさで判断しましょう。
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- 犬猫生活キャットフードの特徴と製法
- 全年齢用・シニア用・味の違い
- 原材料表示とアレルゲン情報の読み方
- 価格・定期便・販売状況の確認方法
犬猫生活の特徴
犬猫生活は、ペットフードやおやつ、サプリメントなどを扱う国内ブランドです。猫用ドライフードは主食にできる総合栄養食として設計され、公式サイトでは製法や原材料産地も公開されています。
国内製造と低温加熱
公式情報では、犬猫生活のドライフードは国内で製造し、80〜90℃でじっくり加熱する低温加熱製法を採用すると説明されています。一般的な高温での加工と比べ、素材の香りを引き出すことを意図した製法です。
低温加熱だから生肉のままという意味ではなく、完成品は加熱加工されたドライフードです。また、温度が低いことだけで栄養価や安全性が一律に上回るとは判断できません。総合栄養食としての設計、衛生管理、愛猫の消化状態まで含めて評価します。
粒の形が不揃いになりやすいこともメーカーのFAQで説明されています。袋ごとに粒の見た目が多少違っても、直ちに品質不良とは限りません。ただし、異臭、変色、湿気、カビ、虫、袋の破損があれば与えず、賞味期限とロット番号を控えて販売元へ問い合わせてください。
ノンオイルコーティング
ノンオイルコーティングとは、製造後の粒表面へ嗜好性を高める油を吹き付けない設計を指します。べたつきが少なく、香りも素材由来に近いことが特徴です。
一方、ノンオイルコーティングは「脂質を含まない」という意味ではありません。ひまわり油、ごま油、鶏脂、マグロオイルなど、栄養や製造に必要な油脂は原材料として含まれます。太りやすさを判断するときは、表面の触感ではなく保証成分の粗脂肪と代謝エネルギーを確認します。
無添加表示の範囲
犬猫生活が示す「無添加」は、保存料、香料、着色料を使用していないという範囲です。ミネラル類、アミノ酸、ビタミン類などは配合されていますが、これらは猫に必要な栄養バランスを整えるための原材料です。
「無添加」という言葉に統一された一つの意味があると思い込まず、何が無添加なのかを注記で確認しましょう。栄養添加物が少ないこと自体が優秀さの基準ではありません。天然原材料だけでは必要量を安定して満たしにくい栄養素を補うことがあります。

ラインナップの違い
猫用ドライフードは、主に全年齢用と7歳以上のシニア用に分かれます。全年齢用には、生鶏肉と金沢港の魚を前面に出した選択肢があります。
| 商品区分 | 味・主な特徴 | 栄養上の位置づけ | 確認したい猫の条件 |
|---|---|---|---|
| 全年齢用 国産の生鶏肉 | 鶏を前面にした複数生肉レシピ | 猫用総合栄養食 | 月齢、体重、鶏・牛・魚・乳などの食歴 |
| 全年齢用 金沢港の魚 | 旬の魚を前面にしたレシピ | 猫用総合栄養食 | 魚の嗜好、ほかの動物性原材料への反応 |
| 7歳以上シニア用 | 鶏を中心に高齢期へ配慮 | 猫用総合栄養食 | 体重、筋肉量、歯、持病、検査値 |
全年齢用
全年齢用は、子猫から成猫までを対象とする総合栄養食です。全ライフステージに使えることと、すべての年齢で同じ量を与えることは別です。成長期の子猫は成猫より体重当たりの必要エネルギーが高く、妊娠・授乳期や避妊・去勢後でも給与量が変わります。
メーカーFAQでは、猫用オールステージフードのたんぱく質量を31%と説明しています。ただし、保証成分や代謝エネルギーは改良で変わる可能性があるため、購入時の袋を優先してください。食べる量は給与表から始め、体重とボディコンディションスコアで調整します。
全年齢用には、グレインフリーとして穀類を使わず、じゃがいも、さつまいも、タピオカ、ひよこ豆などを使用する設計が案内されています。グレインフリーは穀物不使用という情報で、炭水化物原料を使わないという意味ではありません。
生鶏肉と魚の違い
生鶏肉味は、鶏肉だけで作られた単一たんぱくフードではありません。公式ページに掲載された原材料例では、鶏肉、牛肉、金沢港の魚、鶏レバーが生肉として並び、牛豚油かす、魚粉、鶏脂、乳清、脱脂粉乳なども含まれます。
魚味も、魚だけで構成されるとは限りません。味は猫の嗜好を選ぶ手がかりにはなりますが、食物アレルギー対策の根拠にはできません。公式FAQのアレルゲン一覧では、全年齢用生鶏肉味に鶏、牛、豚、ごま、りんご、乳、魚味にも牛、豚、ごま、りんご、乳が示されています。
食物アレルギーが疑われる猫では、商品名から避けられる原材料を推測せず、全原材料を獣医師へ見せてください。一般市販食を自己流の除去食試験に使うと、原因評価が難しくなる場合があります。
シニア用
7歳以上のシニア用は、全年齢用と比べ、リンやナトリウムを控えめにした設計、グルコサミンやコンドロイチン、ブルーベリー、ルテインなどの配合を特徴として案内されています。玄米粉を含むため、全年齢用のグレインフリーに対して、シニア用はグルテンフリーという区分です。
7歳になった日に自動的に切り替える必要はありません。高齢になると活動量が落ちて太る猫もいれば、筋肉量が減り、十分なカロリーを取れずやせる猫もいます。年齢表示より、現在の体型、食欲、歯、飲水量、血液・尿検査を重視します。
リンやナトリウムに配慮した一般食を、慢性腎臓病の療法食と同じと考えないでください。腎臓病と診断された猫は、病期と検査値に合わせた栄養管理が必要です。療法食からの変更は獣医師へ相談します。
原材料の見方
犬猫生活の原材料欄は、肉・魚、いも・豆、油脂、野菜・果物、栄養添加物など多くの品目で構成されます。最初の一つだけで評価せず、役割ごとに見ていきましょう。
肉と魚
全年齢用では、鶏肉、牛肉、金沢港の魚、鶏レバーが主な生肉として案内されています。金沢港の魚は、いわし、あじ、ほっけなど季節によって変わることがあるため、毎回まったく同じ魚種とは限りません。
複数の動物性原材料を使うレシピは風味や栄養源を組み合わせられる一方、特定のたんぱく源を避けたい猫には向かない場合があります。過去に鶏や牛、魚、乳で症状が出た疑いがあるなら、少量を自己判断で試さず獣医師へ相談してください。
いも・豆・穀類
全年齢用では、じゃがいも、さつまいも、タピオカ、ココヤシ粉末、ひよこ豆などが使われます。これらはエネルギー源や食物繊維源、粒の形を作る材料などの役割を持ちます。グレインフリーだから肉だけでできているわけではありません。
シニア用は玄米粉を含む一方、小麦などのグルテンを含む穀物を使わない設計として案内されています。穀物があるかないかだけで消化性や品質は決まらず、猫の便、食欲、体重で相性を確認します。
油脂と補助成分
ひまわり油、ごま油、鶏脂、マグロオイルなどは、脂肪酸やエネルギーを供給します。油脂を含むことと、粒表面へ油を吹き付けるオイルコーティングは別です。
乳酸菌、フラクトオリゴ糖、サイリウムなどは、おなかや便の状態への配慮として含まれます。クランベリー、緑イ貝エキスなども使われますが、特定成分が入っているだけで尿路疾患や関節疾患を治療できるとはいえません。健康上の症状がある場合は商品説明より診断を優先します。
アレルギーや持病がない猫でも、新しい袋を開けるときは原材料と保証成分を確認しましょう。配合変更があった場合に、便や食欲の変化と結びつけやすくなります。
成分と給与量の確認
原材料が魅力的に見えても、実際の摂取量が愛猫に合わなければ体重管理はできません。保証成分と代謝エネルギーを、現在のフードと同じ基準で比較します。
保証成分では、たんぱく質、脂質、粗繊維、灰分、水分を確認します。全年齢用についてメーカーFAQはたんぱく質31%と案内していますが、チキン味と魚味、全年齢用とシニア用で他の数値が同じとは限りません。パッケージの最新値を表に書き出すと違いを把握しやすくなります。
代謝エネルギーが100g当たり何kcalかを見れば、1g当たりのカロリーを計算できます。たとえば100g当たり360kcalなら1gは3.6kcalです。1日200kcalをこのフードだけで取る場合、開始量は「200÷3.6」で約56gになります。実際には袋の給与量を出発点にし、避妊・去勢、活動量、体型に合わせて調整します。
ウェットフードやおやつを併用する場合は、それらのカロリーを1日の必要量から差し引きます。ピューレ1本を少量と考えて毎日追加すると、総摂取量が予想以上に増えることがあります。主食を減らしすぎると総合栄養食から取る栄養まで不足する可能性があるため、おやつは控えめにします。
体重は同じスケール、同じ時間帯で月1〜2回ほど測り、上から見た腰のくびれ、肋骨の触れ方、背中や腰の筋肉も確認します。長毛猫は見た目だけで太り具合が分かりにくいため、やさしく触れて評価します。子猫や減量中の猫は、獣医師の指示に合わせて測定頻度を増やしてください。
量を量るときはキッチンスケールを使います。カップの体積は粒の形や密度で変わり、同じ目盛りでもグラムがずれるためです。朝に1日分を容器へ取り分け、家族全員がそこから給餌すると重複を防げます。多頭飼いでは別々に食べさせ、食べ残しを量ると各猫の実際の摂取量が分かります。
フードの評価は、食いつきだけでなく、体重が安定するか、便が極端に増減しないか、嘔吐や皮膚症状が出ないかまで含めます。数値どおり与えても太る・やせる場合は、5〜10%程度の小幅な調整から始め、変化を記録しましょう。急な体重変化や食欲不振がある場合は量の調整だけで済ませず受診してください。

愛猫に合うかの判断
選ぶときは、ブランドの理念よりも、愛猫の健康状態と日常の食べ方へ具体的に照らします。次の順番で確認すると、判断材料を整理しやすくなります。
- 主食の条件を確認する
猫用総合栄養食で、子猫・成猫・シニアなど現在の段階に使えることを見ます。 - 病気と療法食の有無を確認する
腎臓病、尿路疾患、食物アレルギーなどがある猫は、購入前に獣医師へ相談します。 - 全原材料を食歴と照らす
味名だけでなく、鶏、牛、豚、魚、乳、豆、穀物を確認します。 - カロリーと体型を合わせる
給与表を開始量にし、肋骨の触れ方、腰のくびれ、体重変化で調整します。 - 小容量から試す
食べるかだけでなく、便、嘔吐、皮膚、体重を記録します。 - 継続条件を計算する
1日量から一袋の日数と1日当たり費用を出し、無理なく続けられるかを見ます。
粒は小さめへリニューアルされたことが公式FAQで案内されていますが、食べやすさには個体差があります。丸のみ、吐き戻し、歯の痛み、飲み込みにくそうな様子がある場合は、粒の大きさだけで解決しようとせず受診してください。
猫が好んで食べることは重要ですが、食いつきの良さだけでは長期的な相性を判断できません。2〜4週間を目安に体重と便を確認し、太る、やせる、下痢や嘔吐が続く場合は量や商品を見直します。
愛猫に合ったキャットフードを選びましょう
猫の食事は、年齢や活動量、好みなどによって選び方が変わります。栄養バランスや食べやすさ、継続しやすい価格などを確認しながら、その猫に合うフードを検討しましょう。
購入前に条件を確認
犬猫生活は公式オンラインショップを中心に販売され、単品購入と定期便が案内されてきました。購入条件や販売状況は変更されるため、注文画面で最新情報を確認することが欠かせません。
販売状況を先に見る
2026年9月時点で確認できる公式商品ページには、全年齢用とシニア用について「販売予定数に達したため販売終了」と表示されるページがあります。一方、公式の商品一覧や公式運営の外部モール店舗に商品情報が残る場合もあります。
そのため、古い比較記事の購入ボタンや過去の価格を前提にせず、公式ショップの商品ページ、公式FAQ、公式モール店で在庫と販売者を確認してください。販売終了品を非公式な高額転売から急いで購入する必要はありません。再販や後継品の有無はメーカーへ問い合わせる方法が確実です。
定期便の条件
公式商品ページで案内されていた定期便の例では、初回は160gのお試しサイズ2袋、2回目は約1か月分の1.5kgが14日後、3回目以降は30日ごとという流れでした。味の組み合わせ変更や配送頻度・個数の変更、停止手続きも案内されていました。
ただし、これは掲載時点の条件です。申し込む前に次を確認してください。
- 初回と2回目以降の内容量・価格
- 送料と送料無料になる条件
- 2回目が届くまでの日数
- 最低購入回数や解約金の有無
- 次回変更・停止の締切日
- 手続き方法がマイページ、電話、フォームのどれか
- 自動更新の有無
過去の公式ページでは、初回商品到着後から停止でき、次回予定日の7日前までの連絡が必要という案内もありました。現在契約できる販売ページがある場合は、その注文画面と利用規約を正本にしてください。スクリーンショットや確認メールを保存すると、次回日や金額を確認しやすくなります。
単品と定期を比較する
愛猫がまだ食べたことのないフードなら、最初から長期の定期便や大容量を選ぶより、小容量または単品で食べ方を確認するほうが安全です。価格は「袋の金額」だけでなく、送料を含む支払総額と1日当たり費用で比較します。
1日50gなら1.5kgは計算上30日分です。愛猫の1日量が35gなら約43日分になり、開封から使い切るまで長くなります。多頭飼いかどうか、適切な期間に消費できるかも容量選びへ反映します。

切り替えと保存
購入できた場合は、現在のフードから7〜10日ほどかけて段階的に切り替えます。急な変更は、下痢、軟便、嘔吐、食欲低下につながることがあります。
初めは新しいフードを全体の4分の1程度にし、問題がなければ半分、4分の3へ増やします。お腹が敏感な猫はさらにゆっくり進めます。食べるまで絶食させる方法は避け、ほとんど食べない状態が続く場合は動物病院へ相談してください。
開封後は袋の口を閉じ、高温多湿と直射日光を避けます。別容器へ移す場合も元袋を残し、ロット番号、賞味期限、原材料を確認できるようにしてください。750gなど小分け袋は鮮度を管理しやすい一方、開封後の日数は家庭の給与量で変わります。

犬猫生活フードのよくある質問
- 犬猫生活はすべて国産原材料ですか?
-
国内製造ですが、原材料は国産だけではありません。牛肉、じゃがいも、タピオカ、ひよこ豆などに海外産を使うことが公式ページで示されています。メーカーは原材料ごとの産地を公開しているため、候補商品の最新表示を確認してください。
- 生鶏肉味は鶏肉だけですか?
-
鶏肉だけではありません。牛肉、魚、鶏レバー、牛豚油かす、魚粉、乳由来原材料なども含まれる例があります。食物アレルギーが気になる場合は、味名ではなく全原材料と公式アレルゲン情報を見ます。
- 子猫にも与えられますか?
-
全年齢用の総合栄養食は子猫にも使える設計ですが、月齢と現在体重に合う給与量が必要です。成長が順調か定期的に体重を量り、下痢や食欲不振、体重が増えない場合は受診してください。
- 腎臓病の猫にシニア用を使えますか?
-
シニア用は高齢期へ配慮した一般の総合栄養食で、腎臓病用療法食とは別です。慢性腎臓病では検査値や病期に合わせた食事が必要なため、処方食から自己判断で切り替えないでください。
- 今も公式サイトで購入できますか?
-
確認時点では、公式商品ページの一部に販売終了表示があります。商品一覧や外部モールに情報が残る場合もあるため、公式の最新販売ページで在庫、販売者、価格、定期条件を確認し、不明ならメーカーへ問い合わせてください。
まとめ
犬猫生活のキャットフードは、国内製造、保存料・香料・着色料不使用、低温加熱、ノンオイルコーティングを特徴とする総合栄養食です。全年齢用には生鶏肉と金沢港の魚を前面に出した選択肢があり、7歳以上のシニア用は高齢期の栄養へ配慮しています。
一方、味名だけでは含まれる動物性原材料を判断できず、グレインフリーや無添加という表示にも範囲があります。全原材料、保証成分、カロリー、対象年齢を現物ラベルで確認し、愛猫の体型、食歴、持病に合うかを見ましょう。購入時は販売状況、単品・定期の価格、送料、自動更新、停止締切を公式注文画面で確認してください。食欲や体重、便に異常がある猫、療法食を使用中の猫は、商品選びより先に獣医師へ相談することが安全です。

