ユニアム(uniam)は、猫に特化したフードやおやつを展開するブランドです。冷凍で届くフレッシュフードだけでなく、常温保存できるドライフード「WiLD PRO」、ケア目的を掲げる一般食「Care Deli」、機能性ピューレなどがあり、商品ごとに栄養上の役割が異なります。
愛猫に合うかを判断するときは、「獣医師監修」「新鮮素材」「グレインフリー」といった特徴だけで決めないことが大切です。主食として使える総合栄養食か、補助的に与える一般食・おやつかを最初に分け、原材料、保証成分、カロリー、対象年齢、保存方法、給与量を公式表示で確認しましょう。
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- ユニアムが展開するフードの種類と栄養上の役割
- ドライとフレッシュフードの原材料・成分の違い
- Care Deliやピュアピューレを主食にできるか
- 愛猫の年齢・体質・生活に合うかを判断する手順
ユニアムの全体像
ユニアムは一つのレシピ名ではなく、複数の猫用商品をまとめたブランドです。まず商品群を「主食」と「補助食」に分けると、用途を誤りにくくなります。
主食にできる商品
公式情報では、ドライフードのWiLD PROと冷凍フレッシュフードが、AAFCOキャットフード栄養プロファイルのオールステージにより確立された栄養レベルを満たすよう配合された総合栄養食です。対象年齢は全年齢対応と案内され、離乳後の子猫から成猫、シニア猫まで候補になります。
ただし、全年齢対応はすべての年齢へ同じ量を与えるという意味ではありません。成長期、避妊・去勢後、シニア期では必要エネルギーが変わります。商品別の給与量を出発点に、体重と体型を見て一頭ずつ調整します。
補助的に使う商品
Care Deliには「愛猫用一般食」と表示される商品があり、ピュアピューレは一日の必要カロリーの一部として総合栄養食と一緒に与えるよう案内されています。これらは健康維持目的を商品名に含んでいても、それだけで毎日の主食にはできません。
例えばCare Deli毛玉ケアは50gで、公式の給与案内は体重4kg未満なら一日一袋以内、4kg以上なら一〜二袋です。同時に、一日に必要なカロリーの2割以内を目安に総合栄養食と一緒に与える商品とされています。商品名の「ケア」より、パッケージの栄養区分を優先してください。
商品構成は変わる
ユニアムでは2026年にフレッシュフードのレシピ・原材料がリニューアルされています。また、公式ストアでは販売停止中や再入荷待ちと表示される商品も確認できます。第三者サイトの古い原材料表ではなく、注文時の商品ページと届いたパッケージを正本にしましょう。

WiLD PROの特徴
WiLD PROは、ニュージーランド産の素材を使った常温のドライ総合栄養食です。1.2kgと30gのお試しサイズが案内され、チキン、ホキ、ラムを第一主原料とする三つのレシピがあります。
三つのレシピ
「新鮮平飼いチキン&緑イ貝」は新鮮鶏肉、「天然ホキ&緑イ貝」は新鮮ホキ、「グラスフェッドラム&プレバイオティクス」は新鮮ラム肉が最初に表示されています。いずれも穀物不使用で、着色料・香料無添加、高タンパク設計を特徴としています。
味名だけを見ると単一タンパク源のように感じますが、実際は違います。チキン味にも加水分解タンパクとしてビーフとフィッシュ、七面鳥肉が含まれます。ホキ味にもディハイドレート鶏肉、鶏脂、加水分解ビーフ・フィッシュ、ダック、七面鳥が入っています。ラム味にも鶏肉、鶏脂、ビーフ、フィッシュ、ダック、七面鳥が含まれます。
食物アレルギーの原因候補を一種類に絞る目的では、表面の「チキン」「フィッシュ」「ラム」だけで選べません。除去食試験が必要な猫には、全原材料を獣医師と確認してください。
チキンの原材料
チキンレシピの主な原材料は、新鮮鶏肉のもも・胸・レバー・ハツ、ディハイドレート鶏肉、そら豆、キャッサバ由来デンプン、植物由来タンパク、鶏脂、エンドウ豆、フィッシュオイル、加水分解タンパク、ビートパルプ、緑イ貝などです。ビタミン・ミネラル類、タウリン、DL-メチオニンも加えられています。
グレインフリーですが、豆類、キャッサバ由来デンプン、植物由来タンパクを含みます。「穀物不使用」は炭水化物不使用や植物原料不使用を意味しません。また、タンパク質の保証値には動物性原料だけでなく植物性原料の寄与も含まれます。
チキンの保証成分
公式値は、タンパク質33%以上、脂質13%以上、粗繊維5%以下、灰分10%以下、水分12%以下、代謝エネルギー約366kcal/100gです。その他、リン0.95%、カルシウム1.10%、マグネシウム0.08%、タウリン0.18%などが公開されています。
これらは比較しやすい情報ですが、健康な猫向けの総合栄養食であり、特定疾患の療法食という表示ではありません。腎臓病や尿路疾患でミネラル管理が必要な猫は、数値だけを見て自己判断せず主治医へ相談します。
ホキとラムの違い
ホキレシピはタンパク質33%以上、脂質13%以上、約321kcal/100gで、チキンより公式カロリーが低く案内されています。ラムレシピはタンパク質34%以上、脂質14%以上です。どれも「高タンパク」という共通点はありますが、カロリー、ミネラル、脂質は同じではありません。
体重管理を考えるなら、商品名の「ウェイト&バイタルサポート」だけでなく、一日の給与量と実際に摂取するカロリーを見ます。ラムを選ぶ場合も、ラム以外の複数の動物性原料を含む点を確認してください。
フレッシュフードの特徴
フレッシュフードは、国内の衛生基準を満たすキッチンで低温調理し、瞬間冷凍して届ける総合栄養食です。水分の多い食事を主食として取り入れたい家庭の候補になります。
五つの味と食感
公式では、ざく切りチキン&サーモン、スムースチキン&サーモン、ざく切りビーフ&まぐろ、ざく切りカツオ&たら、スムースカツオ&たらという80gのレシピを案内しています。ざく切りとスムースでは、味だけでなく口当たりも異なります。
歯が少ない、硬い粒を食べにくい猫に滑らかな食感が合う場合はありますが、噛めない原因が歯周病や口内炎なら食事変更だけでは解決しません。口臭、よだれ、片側だけで噛む、口を触ると嫌がる様子があれば受診してください。
チキン&サーモンの原材料
2026年のリニューアル後に公式掲載された「ざく切りチキン&サーモン」は、鶏もも肉、鶏胸肉、サーモン、チキンオイル、グリーンピース、ゼラチン、鶏レバー、鶏ハツ、鶏卵、ビール酵母、小松菜、ホタテエキス、加水分解チキン、かつおエキス、白ごま、粉寒天、乾燥昆布、ミネラル類、ビタミン類という構成です。
保証成分はタンパク質13.8%以上、脂質8.2%以上、粗繊維0.1%以下、灰分1.4%以下、水分75.7%以下で、97kcal/80gです。水分が多いため、ドライフードの成分値と表示上のパーセントだけを直接比べて優劣を決めることはできません。
水分を食事から取れる
水分75%前後のフレッシュフードは、ドライより食事由来の水分を増やしやすい設計です。ただし、水分の多い食事を与えても、いつでも飲める新鮮な水は必要です。飲水量、尿量、トイレ回数に急な変化があれば、食事の影響だけと決めつけないでください。
冷凍管理が必要
フレッシュフードはクール便で届く冷凍商品です。冷凍庫の空き、受け取り方法、解凍後に使い切れる量まで購入前に考えます。常温ドライと同じ感覚で置いておけないため、外出が多い家庭や災害備蓄には別の主食も用意すると安心です。
保存温度、解凍方法、解凍後の期限は届いた商品の表示に従います。食べ残しを室温へ長時間置いたり、一度解凍したものを自己判断で再冷凍したりしないでください。
冷凍庫に必要な容量と一日の使用パック数を先に計算してください。継続できる保存・受け取り体制まで含めて、愛猫に合う商品といえます。
Care Deliの役割
Care Deliは、毛玉、避妊・去勢後、腸内免疫、腎臓、デンタル、リフレッシュなど、日常の健康維持テーマに合わせた常温ウェット商品です。商品名の印象と栄養上の用途を分けて読みます。
主食ではなく一般食
毛玉ケアの公式商品ページでは、名称は「愛猫用一般食」、内容量50g、原産国日本と表示されています。原材料は、かつお、かぼちゃ、人参、加水分解フィッシュ、りんごピューレ、ほたてエキス、鶏卵、フィッシュオイル、米でん粉、オリゴ糖、キトサン、タウリンなどです。
50g当たり約50kcalで、総合栄養食と一緒に、一日の必要カロリーの2割以内を目安に与えるよう案内されています。一般食だけで一日の食事を組み立てず、主食の量をトッピング分だけ調整してください。
「ケア」は治療を意味しない
「腎臓ケア」「デンタルケア」などの名称があっても、病気を診断・治療する療法食とは限りません。メーカーの説明は健康維持への配慮であり、腎臓病、歯周病、尿路疾患などを抱える猫に自己判断で使うべきではありません。
例えば腎臓病では、リンやナトリウムだけでなく、病期、食欲、タンパク質、カリウム、現在の療法食との組み合わせなどを獣医師が評価します。一般食を療法食へ追加すると、療法食全体の栄養設計を変える可能性があります。
原材料は商品ごとに違う
避妊去勢後ケアはまぐろと鶏肉、毛玉ケアはかつお、リフレッシュケアはかつおとしらすなど、主な原材料が異なります。米でん粉、卵、魚油、乳由来成分などを使う商品もあるため、食物アレルギーや避けたい原料がある猫は全表示を確認します。
ピュアピューレの役割
ピュアピューレは、少量を与える機能性おやつです。食欲を引き出す補助、コミュニケーション、投薬補助などに使いやすい一方、主食の代わりにはなりません。
一日の上限を守る
公式の一例では、デンタルケアは約4.5kcal/本、リフレッシュケアは約4.9kcal/本です。体重2kg未満は一日一 本以内、2〜5kgは二〜三本、5kg以上は四本以内という目安が示され、一日に必要なカロリーの2割以内で総合栄養食と一緒に与えるよう案内されています。
小さな一本でも、複数のおやつを重ねるとカロリーが増えます。家族全員が与えた本数を記録し、主食を食べなくなるほど与えないでください。
原材料の確認点
デンタルケアには鶏肉、米粉、鶏ハツ・レバー、ホタテエキス、海藻抽出物、寒天などが使われています。リフレッシュケアには鶏肉、まぐろ、米粉、ミルクプロテイン、さつまいも、りんご、はちみつ、乳酸菌、L-トリプトファンなどが含まれます。
「ピュア」という名称から単一原料や無添加を想像せず、商品ごとの原材料を読みます。鶏肉、魚、米、乳由来成分などへの反応が疑われる猫では、少量でも主治医へ確認してください。
原材料表示の読み方
ユニアムの強みを公平に評価するには、素材名だけでなく完成品全体を見ます。表示から分かることと、分からないことを切り分けましょう。
動物性原料の種類
WiLD PROは生肉や魚を第一主原料にしていますが、一つの味にも複数の動物種が含まれます。フレッシュフードも鶏肉とサーモン、牛肉とまぐろなどの組み合わせです。嗜好性の幅にはつながりますが、特定タンパク源を避けたい猫には注意点です。
グレインフリーの範囲
公式FAQでは、ユニアムの総合栄養食はすべてグレインフリーと説明されています。一方、一般食のCare Deliには米でん粉、ピュアピューレには米粉を使う商品があります。「ユニアムなら全商品が穀物不使用」と一般化しないでください。
グレインフリーでも、そら豆、エンドウ豆、キャッサバ、グリーンピースなどの植物原料を含みます。穀物不使用は、食物アレルギーが起きないことや、すべての猫で消化が良いことを保証しません。
無添加表示の範囲
WiLD PROやフレッシュフードは着色料・香料無添加を特徴としています。しかし、栄養バランスを整えるビタミン・ミネラル類、アミノ酸、酸化防止剤などは原材料に表示されています。「着色料・香料無添加」を「あらゆる添加物ゼロ」と言い換えないことが正確です。
AAFCO基準の意味
AAFCOのオールステージ栄養プロファイルを満たすよう配合されていることは、主食候補として重要な情報です。ただし、特定の持病に適する保証や、個々の猫での食いつきを保証するものではありません。栄養基準、原材料への適合、実際の摂取量を別々に評価します。

愛猫との相性を判断
商品情報を確認したら、愛猫の食べ方、体質、家庭での管理条件に当てはめます。おすすめ度ではなく、合う条件と合わない条件を具体的に見ます。
向いている可能性
動物性原料を先頭にした総合栄養食を探している、穀物不使用を希望する、ドライと水分の多い主食を使い分けたい、冷凍フードの受け取り・保存ができる家庭では候補になります。30gのお試しサイズが販売されている時期なら、WiLD PROの嗜好性を少量で確認しやすいでしょう。
フレッシュフードは水分を食事から取りやすく、ざく切りとスムースの食感を選べます。ドライは常温管理しやすく、1.2kgを一定期間で使い切れる家庭に向きます。
慎重にしたい猫
複数の肉・魚・豆類に反応したことがある猫、療法食を食べている猫、脂質やミネラルの厳密な管理が必要な猫は、全原材料と成分値を主治医へ見せます。グレインフリーや全年齢対応だけで適合を決めません。
冷凍品を安定して保管できない、配送を受け取りにくい、外出時に給餌器を使うことが多い家庭では、フレッシュフードだけに一本化すると不便が生じます。災害や停電を考え、常温で扱える主食も確保します。
サプリメントは目的を整理して選びましょう
ペット用サプリメントには、関節や皮膚・被毛、腸内環境などさまざまな目的の商品があります。あくまで日々の健康管理を補助するものとして考え、体調に不安がある場合は獣医師へ相談しましょう。
費用と継続性
2026年9月に公式ページで確認できる例では、WiLD PROの1.2kg定期便は税込4,540円、フレッシュフード5パックは税込3,310円と表示されていましたが、販売停止中の表示もありました。価格、送料、在庫、定期条件は変わるため、購入直前に最新画面を確認してください。
一袋・一箱の価格ではなく、一日の給与量から月額を出します。冷凍庫の電力や受け取りの手間まで金額化する必要はありませんが、生活に無理なく組み込めるかは継続判断に含めます。
愛猫に合ったキャットフードを選びましょう
猫の食事は、年齢や活動量、好みなどによって選び方が変わります。栄養バランスや食べやすさ、継続しやすい価格などを確認しながら、その猫に合うフードを検討しましょう。
試すときの進め方
初回から全量を置き換えず、現在の食事との違いを記録しながら進めます。主食と一般食を混同しないことがポイントです。
- 商品の栄養区分を確認する
WiLD PRO・フレッシュフードの総合栄養食か、Care Deliの一般食、ピュアピューレのおやつかを確認します。 - 全原材料を照合する
表面の味名以外の肉、魚、豆、卵、乳、米なども見ます。 - 一日量と費用を計算する
体重別の給与量から、必要パック数、袋を使い切る日数、月額を出します。 - 少量から切り替える
健康な猫では旧フードへ少しずつ混ぜ、便や嘔吐を見ながら割合を増やします。 - 二〜四週間記録する
食べた量、体重、便、嘔吐、かゆみ、尿、飲水量を同じ条件で確認します。
嘔吐や下痢が続く、顔が腫れる、呼吸が苦しそう、急に食べなくなる、体重が落ちる場合は使用を中止し、獣医師へ相談してください。

ユニアムのよくある質問
- ユニアムはすべて総合栄養食ですか
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いいえ。WiLD PROとフレッシュフードは総合栄養食ですが、Care Deliには一般食、ピュアピューレはおやつとして案内される商品があります。個別パッケージの目的表示を確認してください。
- 子猫にも与えられますか
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総合栄養食はオールステージ・全年齢対応として案内されています。離乳後の月齢、体重に合う給与量を確認し、成長と体重を記録します。一般食やおやつだけを子猫の主食にはできません。
- ラム味なら鶏肉を避けられますか
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避けられません。WiLD PROラムにはディハイドレート鶏肉と鶏脂が含まれ、ビーフ、フィッシュ、ダック、七面鳥由来の原料も表示されています。アレルギー管理では味名ではなく全原材料を確認してください。
- 腎臓ケア商品は腎臓病に使えますか
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商品名に腎臓ケアとあっても、病気の治療を目的とする療法食とは限りません。診断済みの猫は検査値と現在の治療計画を把握する獣医師に相談し、指定された療法食を優先します。
- フレッシュフードだけで主食にできますか
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総合栄養食として対象年齢と給与量を満たし、適切に冷凍・解凍管理できれば主食候補になります。ただし、必要量を安定して食べるか、体重が維持できるか、保存と配送を継続できるかを確認してください。
まとめ
ユニアムの主食は、常温ドライのWiLD PROと冷凍フレッシュフードです。どちらもオールステージの栄養基準を満たすよう配合された総合栄養食として案内されています。一方、Care Deliは一般食、ピュアピューレはおやつとなる商品があり、役割は同じではありません。
WiLD PROはチキン、ホキ、ラムの三レシピがあり、第一主原料は異なりますが、いずれも複数の動物性・植物性原料を含みます。フレッシュフードは水分の多い80gパックで、2026年に原材料がリニューアルされています。グレインフリーや着色料・香料無添加という特徴も、全商品共通とは限りません。
選ぶときは、栄養区分、対象年齢、全原材料、成分値、カロリー、給与量、保存方法を公式の最新表示で確認します。愛猫の体質や持病、食べ方、家庭の冷凍保管・受け取り環境、月額まで照合し、少量から試してください。療法食を利用中の猫や食物アレルギーが疑われる猫では、購入前に獣医師へ相談しましょう。

