ネクスガードはどこで買える?Amazonにない理由と安く買う方法

ネクスガードはどこで買える?Amazonにない理由と安く買う方法
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愛犬のノミやマダニ対策として有名なネクスガードですが、動物病院以外の場所で安く手に入れたいと考える飼い主さんは非常に多いです。

しかし、実際にAmazonや楽天などの大手通販サイトや近所のドラッグストアで検索しても、製品そのものは見つかりません。

これはネクスガードが要指示医薬品という区分に該当し、獣医師の指示がないと購入できないという法律上のルールがあるためです。

一方で、インターネット上には個人輸入代行という仕組みを利用して格安で購入できるサイトも存在しますが、これには偽造品のリスクや副作用が出た際の自己責任という大きな課題も伴います。

この記事を読むと分かること
  • Amazonや楽天で正規品が販売されていない法的な理由
  • 動物病院と個人輸入代行サイトにおける価格の違い
  • 通販で購入する場合の具体的なリスクと自己責任の範囲
  • 市販で買える代替品とネクスガードの決定的な違い
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ネクスガードはどこで買える?全購入先の真実

ネクスガードはどこで買える?全購入先の真実

ここでは、なぜ身近なショップでネクスガードが手に入らないのかという根本的な疑問と、それぞれの購入チャネルが抱える事情について、法律や制度の観点から私の見解を交えて解説していきます。

Amazonや楽天では正規品の取り扱いなし

多くの飼い主さんが普段利用しているAmazonや楽天市場ですが、ここで「ネクスガード」と検索しても、残念ながらお目当ての製品はヒットしません。

実際に検索結果に表示されるのは、パッケージが似ている別商品や、あるいはネクスガードに関連するグッズばかりだ、という経験をされた方も多いのではないでしょうか。

これは、大手ECプラットフォーム側が法律を遵守しているための措置と考えられます。

要指示医薬品であるネクスガードは、法令により獣医師の処方や指示なしに不特定多数へ販売することが禁じられています。

そのため、正規の流通ルートを持つ国内のショップがAmazonや楽天に出店して販売することは不可能なのです。

ドラッグストア等の市販で売っていない理由

近所のドラッグストアやホームセンターのペットコーナーでも、ネクスガードを見かけることはありません。

これもAmazonなどと同様に、医薬品医療機器等法(旧薬事法)による規制が理由です。

一般的なノミ取り首輪や一部のスポット剤は「動物用医薬品」として棚に並んでいますが、ネクスガードのような経口薬(おやつタイプ)で、なおかつ副作用のリスク管理が必要な薬は、対面販売であっても獣医師の介在が必須となります。

つまり、ドラッグストアに薬剤師がいたとしても、獣医師が常駐して診察を行わない限り、販売許可が下りない仕組みになっているというわけです。

動物病院は安心だが診察料等の費用が高い

現状、日本国内で最も確実かつ安全にネクスガードを入手できる場所は、動物病院だけと言えます。

獣医師が愛犬の体重を測定し、健康状態や既往歴を確認した上で処方してくれるため、安全性は極めて高いです。

しかし、その分コストは嵩みます。

薬そのものの代金に加えて、初診料や再診料、フィラリア検査料などが加算されるため、トータルの出費は通販の倍近くになることも珍しくありません。

この「安心代としてのコスト」をどう捉えるかが、飼い主さんにとっての大きな悩みどころだと感じます。

ネクスガードを猫に代用するのは絶対NG

たまに「犬用のネクスガードが余っているから猫に使ってもいいか」という疑問を耳にしますが、これは絶対に避けるべき危険な行為です。

ネクスガードに含まれる有効成分は、犬の代謝に合わせて設計されており、猫にとっては中毒症状を引き起こす可能性があります。

実際にメーカーの添付文書にも、猫への使用禁止が明記されています。

もし猫にノミ・マダニ対策が必要な場合は、「ネクスガードキャットコンボ」のような猫専用の製品を選ぶ必要があります。

これも動物病院での処方が基本ですが、犬用と同様の理由で市販はされていません。

代わりの薬で買えるのはフロントラインのみ

代わりの薬で買えるのはフロントラインのみ

「どうしても動物病院に行かずに、市販で買えるまともな薬はないのか」と探している場合、唯一の有力な選択肢となるのがフロントラインプラスです。

これは要指示医薬品ではなく、一般的な動物用医薬品に分類されているため、楽天市場やYahoo!ショッピング内の許可を得た店舗であれば、合法的に購入が可能です。

ただし、ネクスガードのようなおやつタイプではなく、首筋に垂らすスポットタイプであり、フィラリア予防の効果は含まれていない点には注意が必要です。

「ノミ・マダニだけ駆除できればよい」という場合には、現実的な代替案になると分析します。

超小型犬向けのフロントラインプラス

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ネクスガードの副作用と安全性の確認

ネクスガードは美味しいおやつタイプで投与しやすい反面、嘔吐や下痢、元気消失といった副作用が報告されています。

農林水産省・動物医薬品検査所が公開している「動物用医薬品等データベース(副作用情報データベース)」を見ても、因果関係は不明とはいえ、重篤な事例もゼロではありません。

動物病院で処方される正規品であれば、万が一副作用が出た際にすぐに獣医師の診察を受けられますし、メーカーのサポート体制も整っています。

しかし、後述する個人輸入などで入手した場合は、これらのセーフティネットが機能しないことを十分に理解しておく必要があります。

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ネクスガードはどこでなら安く買えるか?

ネクスガードはどこでなら安く買えるか?

続いて、リスクを承知の上で「コストを抑えること」を優先する場合の選択肢である、個人輸入代行サイトの実態と注意点について詳しく掘り下げていきます。

個人輸入のペットくすりなら安く購入が可能

ペットくすりのバナー

「通販」と検索して出てくるサイトの正体は、海外の医薬品を個人が直接輸入するのを手助けする「個人輸入代行サイト」です。

中でも「ペットくすり」は利用者が多く、代表的な存在と言えますね。

これらのサイトを利用する最大のメリットは、やはり圧倒的な価格の安さです。

病院のような診察料や検査料がかからず、薬の単価自体も海外市場の価格が適用されるため、コストを大幅に抑えることが可能です。

「まずは価格だけでも確認してみたい」という方は、一度公式サイトをのぞいてみるとその差に驚くかもしれません。

>> ネクスガード(ペットくすり公式)

病院処方と個人輸入の価格差を比較

具体的な価格差については、為替や病院の設定価格にもよりますが、驚くほどの開きがあります。

例えば、動物病院では1錠あたり2000円〜3000円程度(診察料別)かかるネクスガードが、個人輸入代行サイトでは1錠あたり1600円前後で購入できることもあります。

多頭飼いをしている家庭や、毎月の固定費を少しでも削りたい飼い主さんにとって、この差額は非常に魅力的です。

年間で計算すると数万円単位の節約になることもあり、これが多くの人がリスクを冒してでも個人輸入代行を利用する最大の動機になっていると推測します。

ペットくすりやうさパラは自己責任で使う

「ペットくすり」と並んでよく名前が挙がる「うさパラ」も、同じく個人輸入代行サイトです。

どちらも長年の運営実績がありますが、利用規約には必ず「自己責任」という言葉が含まれていることを忘れてはいけません。

もし届いた薬が破損していたり、使用して愛犬に健康被害が出たりしても、サイト側は責任を負わず、日本の公的な救済制度も対象外となります。

「本当に使っても大丈夫なのか?」「怪しいサイトではないのか?」といった評判や、安全に使うための見極め方については、以下の記事で徹底的に検証しています。

購入前に必ず目を通しておくことを強くお勧めします。

ネクスガードスペクトラも通販なら安い

ノミ・マダニだけでなく、フィラリア予防やお腹の虫下しもできるオールインワンタイプの「ネクスガードスペクトラ」も、個人輸入代行サイトで人気の商品です。

スペクトラは機能が多い分、動物病院での価格も高額になりがちです。

そのため、通常のネクスガード以上に、通販(輸入代行)での価格メリットが大きく感じられる製品です。

ただし、フィラリア予防薬は、投与前に血液検査でフィラリアにかかっていないことを確認するのが原則です。

検査なしで自己判断で投与することは、万が一感染していた場合に重篤なショック症状を引き起こすリスクがあるため、特に慎重な判断が求められます。

>> ネクスガードスペクトラ(ペットくすり)

ネクスガードがどこで買えるかの最終結論

ネクスガードがどこで買えるかの最終結論

結論として、ネクスガードの購入ルートは「安全性(動物病院)」か「価格(個人輸入)」かの二者択一となります。

Amazonや楽天などの使い慣れた国内通販で気軽に買いたいというニーズは、現在の日本の法律では満たすことができません。

私個人の考えとしては、初めて使う場合や愛犬の体調に不安がある場合は迷わず動物病院を選ぶべきです。

一方で、長年使用していてトラブルがなく、リスクを完全に理解した上でコストダウンを図りたいという飼い主さんにとっては、個人輸入も一つの選択肢として機能しているのが現状です。

ご自身の愛犬にとって何が最善かを、慎重に判断してください。

本記事は一般的な情報提供を目的としており、医学的なアドバイスではありません。医薬品の使用や購入に関する最終的な判断は、必ず獣医師にご相談ください。

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